補足説明3: プログラム生成ツールに必要な二つのテクノロジー

 部品化アプリ開発方法向けのプログラム生成ツールには、プログラムの生成に関する次の二つのテクノロジーが必要です。

 ・ 操作や制御等に関するプログラムを生成するテクノロジー

 ・ データ項目部品群等を糊付けするプログラムを生成するテクノロジー

 前者のテクノロジーは、他のツールでも広く採用されていますが、後者のテクノロジーを採用しているツールは未だほとんどありません。

 後者のテクノロジーを採用すると、業務アプリに関するプログラムをデータ項目ごとの塊に区切っても、それらを簡単に糊付けすることが可能になります。ですから、データ項目ごとの塊に区切ったために取り扱いにくくなるというようなことはありません。

 むしろ、プログラムをデータ項目ごとの塊に区切ることによって、各塊は再利用が大変にしやすくなります。ですから、後者のテクノロジーは、ソフトウェアの部品化再利用を支援し推進するものだということができます。


 部品化アプリ開発方法向けのプログラム生成ツールは、ピンク色で示した二つの役割を果たすことが必要です。第一の役割は、操作性に関するプログラムを“機械生成”することであり、第二の役割は、種々のプログラム資産を“糊付け”して、完全な業務アプリに仕立てることです。

図:部品化アプリ開発方法向けのプログラム生成ツールの二つの役割

 

 

 

 

 



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