VB C# ALL プログラミング言語によるフィルタ (ここで選んだ言語で選別された説明や図だけが表示されます)

setValue メソッド (FormBase)

◇ 機能および役割

パラメタで指定された論理項目の値をパラメタ項目値で指定された新たな値に変更するとともに、その論理項目が画面上に表示されていれば (表示範囲外にスクロールされていなければ) その新たな値を表示する。

◇ 所属クラス (ツーピーススタイルの場合にこのメソッドが宣言されているクラス)

AppliTech.WorkFrame.FormBase (ローカル)

AppliTech.WorkFrame.FormBase (セントラル)

◇ 呼出し方

次の 2 種類の呼出し方がある (15 OverLoads)。

fB.setValue(項目識別子, 項目値)

fB.setValue(ボディ部または拡張ボディ部の項目識別子, 明細行インデックス, 項目値)

(ただし fB は、クラス FormBase のインスタンス)

◇ 戻り値の型および意味

(戻り値なし)

◇ パラメタの型および意味

項目識別子 (項目識別子型): プレフィックス ii_ で始まる MANDALA コントロールの識別子であり、どの論理項目の項目値を変更するのかを示す。

明細行インデックス (整数型): 上記パラメタ項目識別子が指し示す論理項目がボディ部または拡張ボディ部にあるときに、どの明細行の論理項目なのかを示す。

項目値 (項目値の型): 上記のパラメタで指定された項目の値がこの項目値に変更される。

項目値の型としては、次の 5 種類のどれかを指定することができる。

• 文字列型 (String, string)
• AppliTech.WorkFrame.WrpDecimal
• AppliTech.WorkFrame.WrpInteger
• AppliTech.WorkFrame.WrpBoolean
• オブジェクト型 (Object, object)

ただし、総括表の型の欄と項目値の型とは、次のように対応させることが必要である。
　コード、名称、メモ、または日付の場合は、文字列型とする。
　十進数の場合は、WrpDecimal とする。
　整数の場合は、WrpInteger とする。
　真偽値の場合は、WrpBoolean とする。
　Object の場合は、オブジェクト型とする。

◇ 例外の発生 (誤った呼出しの際に発生する例外)

｢パラメタの誤り (setValue)｣

｢現 FormBase でないので使用できません (setValue)｣

｢Init フックメソッドの中なので使用できません (setValue)｣

◇ 使用上のヒントと注意事項

◇ 関連事項

この FormBase のメソッド setValue と同様の機能をもつ ItemBase のメソッド setValue がある。

お勧めではなく、ご参考のために述べると、このメソッド getValue と同様の機能をもつメソッドとして DD および DP があるが、これらは使わない方が望ましい。

◇ 使用例

Protected Function SetValueFromDB(ByVal fB As FormBase) As Integer
    ' フォームからデータベースへデータを転送します。
    Dim co As Common = CType(fB.getCommon(), Common)
    ' ヘッド・テール項目を転送
    fB.setValue(生徒管理FormBase.ii_生徒番号, co.生徒マスタ.Data.Get_生徒番号())
    fB.setValue(生徒管理FormBase.ii_生徒氏名, co.生徒マスタ.Data.Get_生徒氏名())
    fB.setValue(生徒管理FormBase.ii_生年月日, co.生徒マスタ.Data.Get_生年月日())
    fB.setValue(生徒管理FormBase.ii_性別, co.生徒マスタ.Data.Get_性別())
    Return 1
End Function

protected int SetValueFromDB( FormBase fB ) {
    // フォームからデータベースへデータを転送します。
    Common co = (Common)fB.getCommon();
    // ヘッド・テール項目を転送
    fB.setValue(生徒管理FormBase.ii_生徒番号, co.生徒マスタ.Data.Get_生徒番号());
    fB.setValue(生徒管理FormBase.ii_生徒氏名, co.生徒マスタ.Data.Get_生徒氏名());
    fB.setValue(生徒管理FormBase.ii_生年月日, co.生徒マスタ.Data.Get_生年月日());
    fB.setValue(生徒管理FormBase.ii_性別, co.生徒マスタ.Data.Get_性別());
    return 1;
}

protected int SetValueFromDB( FormBase fB ) {
    // フォームからデータベースへデータを転送します。
    Common co = (Common) fB.getCommon();
    // ヘッド・テール項目を転送
    fB.setValue(生徒管理FormBase.ii_生徒番号, co.生徒マスタ.Data.Get_生徒番号());
    fB.setValue(生徒管理FormBase.ii_生徒氏名, co.生徒マスタ.Data.Get_生徒氏名());
    fB.setValue(生徒管理FormBase.ii_生年月日, co.生徒マスタ.Data.Get_生年月日());
    fB.setValue(生徒管理FormBase.ii_性別, co.生徒マスタ.Data.Get_性別());
    return 1;
}