AppliTech VbpTools はや分かり

　AppliTech VbpToolsは Visual Basic による開発作業をご支援するユーティリティソフトウェアです (便利なソフトウェアツールだということもできます)。これは、Visual Basic のアドオンツール MANDALA を開発・販売しているアプリテック株式会社の“社内で便利に使っているツール類”を公開したものです。

　AppliTech VbpToolsは“コレただ”と“コレつか”の二人のサムライ兄弟から構成されていますので、それぞれをご紹介いたします。

　AppliTech VbpTools をダウンロードするには、次のところをクリックしてください。

　 Visual Basic 6.0 用の AppliTech VbpTools をダウンロード

　Visual Basic 5.0 用の AppliTech VbpTools をダウンロード

　AppliTech VbpTools のReadMe (Ｑ／Ａおよび大事なお知らせ) を読むには、ここをクリックしてください。最新情報が入手できます。

“コレただ”とは (Volunteer Cleaner)

　コレただ は、清掃作業が得意なボランティア (Volunteer Cleaner)でして、Visual Basic を使った開発で生じがちな不要ファイルやゴミファイルの清掃作業のお手伝いをします。清掃の他には、資材一式を他の人に手渡す際などに便利な、資材の荷造り作業のお手伝いも行いますし、また資材がそろったかどうかを確かめる意味で一括コンパイル (コンパイルを次々と Visual Basic に実施させること) もします。一言で表現すると気の良い便利屋といったところでしょうか。

　なおコレただ という名前は「コレ はただで使えますヨ！」というところからきています。そう、コレ はただ (フリーウェア)なのです。

　コレただ にゴミファイルの清掃の秘策を聞いてみたところ、二つあるとのことでした。その話に耳を傾けることにしましょう。

　一つは、引越しをするのがよいとのことです。

　「引越しのときには、思い切って沢山のものを捨てるものでござる。ゴミファイルの清掃も、これと同じことをすればよいのでござる。引越しは知らない土地に移るので心配だというのなら、自分の城から自分の城への引越しでもかまわぬ。要するに、まず一つのフォルダ (引越し用の馬車) に資材をすべて集積して、元のフォルダの中身を削除 (廃棄) してから、集積資材の展開 (元にもどす操作) をするのでござる。この方法 (引越し法) は、ゴミの廃棄に絶大なる効果があるのでござる。」

　「一般に引越し作業は面倒でござるが、拙者コレただが作業のほとんどを行うによって、心配御無用でござる。ただし、この引越し法は強力すぎるので、ちょっと間違えると、必要な資材まで捨ててしまうことがよくござる。それゆえ、おのおの方、開発者の方々は、資材のバックアップをとることや、必要な資材にもれがないかの確認に目を光らせていただきたいのでござる。その他の作業はすべて拙者コレただが行うによって、おまかせござーれ。」

　このように言っておりますので、引越し法を実施してみてはいかがでしょうか？きっとすっきりした開発環境になりますよ。

　そうそう、もう一つの秘策もあるとのことでしたね。それは「他人の目で見ることなり」とコレただが言っているので、続けて話を聞きましょう。通常の資材の一覧表の他に、特別に眼力を働かせた一覧表があるとのことです。

　「拙者コレただの目で見た不要だと思われるファイルの一覧表をお示しするによって、おのおの方、開発者の方々は、その中から不要ファイルを倉入れしてくだされ。」

　｢ただし、拙者コレただに十分な情報が知らされないと、眼力が働かず、不要だと思われる“ファイルの一覧表”の信頼度が高くならないのでござる。高くするためには、できるだけ多くのプロジェクト (例えば、ドライブC<またはAの中の全プロジェクト) を招集してくだされ。されば、かなり信頼度が高い“不要ファイルの一覧表”をお示しできるでござるぞ。」

　以上のような二つの方法をコレただがご提案しておりますので、ここで、不要ファイルをお倉入りにしてみては、いかがでしょうか？すっきりした開発環境になること請合いです。

　それから、資材の荷造りの際にもコレただを使ってやってください。また、一括コンパイルもなかなか重宝ですから、お忘れなく。

　まとめの意味で、コレただの機能を一覧表にすると次の６つになります。

　これらの使い方はすぐに分かると思います。なぜならコレただには、いろいろなところにヘルプ (特別な状況察知型ヘルプ)がちりばめられています。また、ガイド行の青い文字の案内文は、何か操作をするたびに、次に何ができるかをお節介すぎるほど案内しまくります。ですから、ガイド行は操作方法が分からなくなったときだけに読むのがよいかもしれません。

　なお、ヘルプおよびガイド行は、背景色が黄色なので一目でそれと分かります。


“コレつか”とは (Trusty Sidekick) --- .NET 移行支援機能も含む ---

　コレつか という名前は「コレつかうと便利ですヨ！」というところからきています。即ちコレつかは、開発作業の中まで入り込んで、アナタのために働く有能かつ信頼のおける相棒 (Trusty Sidekick)なのです。

　例えば、Visual Basic のプロジェクトの中で使用されていない (不要な)“プロシージャ”や“変数”を洗い出したりします。これは、他のツールには見当たらない機能だと好評です。

　コレつかが管理者の手にわたると恐いと言った開発者の方もいました。その方は、開発成果物の中に使われないものが沢山あるのが分かってしまい、管理者に「ゴミを開発していたのか？」と言われかねないと心配していました。そんなことを言われないようにするには、まずコレつかを仲間に入れることです (即ち、インストールキーを購入することです)。そうすればコレつかはアナタのために骨身をおしまず働きます。ですからコレつかに不要物の洗い出しをさせて、必要なら (大抵は必要ですので) 修正を行ってから、管理者に成果物を提出すればよいでしょう。こうすれば管理者に文句を付けられる心配はなくなります。

　コレただと違ってコレつか の方はシェアウェアですので、代金をお支払いの上お使いいただくことになります。ただし、代金をお支払いいただかなくてもある程度は動作しますので、コレつか にどのような機能があるのかは知ることができます (したがって、十分にご納得の上、ご購入いただくことができます)。

　なお、今後コレつかの機能は、少しずつ拡張していきますが、今ご購入いただければ、機能が追加されても、追加代金なしにそれらを使えるようにいたします。

　コレつか には、今までのところ次の８つの機能があります。

　メニューの置換え機能は、次のような場合に重宝します。

　数多くのフォームから構成されるアプリケーションシステム (一般には複数のプロジェクトからなる) を開発するときに、各フォームのメニューを統一性のある形にしたいというような標準化が求められたりします。

　こんなときには、メニューのひな型 (標準形) をフォームモジュールにコピーできると好都合です。しかし、残念なことに VB のメニューエディタには、このような機能がありません。そこで出番となるのが、このメニューの置換え (取込み) 機能なのです。

　OCX 変換機能は、Sheridan 3D Controls (SSCommand や SSOption など) を標準コントロール (CommandButton や OptionButton など) に変換する働きをします。通常は、あるコントロールを別のコントロールに置き換えるには、フォームなどの上から、そのコントロールを削除して、別のコントロールを貼り付け、更に新たに貼り付けたコントロールの各種プロパティを元のものと同じ値になるようにする設定などが必要です。一つか二つのコントロールであれば、上記の作業も気になりませんが、数多くのコントロールを対象に上記の作業をするのは、うんざりすることでしょう。こんなときには、OCX 変換機能を使えば簡単に置き換えることができます。

　コレただと同様にコレつかにも、いろいろなところにヘルプ (状況察知型ヘルプ)がありますし、ガイド行の青い文字の案内文は、何か操作をするたびに、次に何ができるかをお節介すぎるほど案内しまくりますので、使い方はすぐに分かると思います。

　なお、ヘルプおよびガイド行は、背景色が黄色なので一目でそれと分かります。


　コレただとコレつかが気に入ったら、他の方にも広めてください。そのために、インストール資材に関しては、ひとまとまりのものとして取り扱う限りにおいて、ひとまとまりに複写をすることが認められています。

　アプリテック社ではコレただやコレつかの機能をご希望のとおりに変更するカスタマイズ作業 (お抱えツール屋サービス) を有償でうけたまわります。これは主に企業のお客様向けに実施しています。アプリテック社の開発支援ツール MANDALA およびそのお抱えツール屋サービス同様によろしくお願いいたします。


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