第2章 Visual Basic 6.0 の主なウィンドウ
この章 (第2章) の目次 (および見出しの一覧)
- 2.1 メインウィンドウ
- メインウィンドウとは/メインウィンドウの呼び出し方/ツールバーについて/メニューについて
- 2.2 プロジェクトエクスプローラ
- プロジェクトエクスプローラとは/プロジェクトエクスプローラの呼び出し方
- 2.3 フォームウィンドウ
- フォームウィンドウとは/コントロールとは/コントロールのロック/フォームウィンドウの呼び出し方/フォームウィンドウの便利な機能
- 2.4 フォームレイアウトウィンドウ
- フォームレイアウトウィンドウとは>/フォームレイアウトウィンドウの呼び出し方
- 2.5 プロパティウィンドウ
- プロパティウィンドウとは/プロパティウィンドウとフォームウィンドウの結び付き/プロパティウィンドウの表示対象/プロパティの値の参照と設定/プロパティウィンドウの呼び出し方/プロパティウィンドウとオブジェクトの対応関係の変更
- 2.6 ツールボックス
- ツールボックスとは/コントロールのサイズの変更と移動/ツールボックスの呼び出し方/カスタムコントロールとは
- 2.7 メニューエディタ
- メニューエディタとは/メニューの標準化とメニューの置き換え (取り込み)/メニューエディタの呼び出し方/モーダルなウィンドウとモードレスなウィンドウ
- 2.8 コードウィンドウ
- コードウィンドウとは/コードウィンドウの便利な機能/イベントプロシージャとジェネラルプロシージャ/宣言セクションとプロシージャ/コードウィンドウの呼び出し方
- 2.9 デバッグのためのウィンドウ群
(イミディエイトウィンドウ、ウォッチウィンドウ、ローカルウィンドウ)
- デバッグのためのウィンドウ群とは/イミディエイトウィンドウに表示するログの活用例/デバッグ作業用のツールバー/デバッグのためのウィンドウ群の呼び出し方/Visual Basic の三つの状態/デバッグの手段1(ブレークポイントの設定)/デバッグの手段2(変数や式の値の参照)/デバッグの手段3(呼び出し履歴)/デバッグの手段4(ステップイン、ステップオーバー、ステップアウト)
Visual Basic の主なウィンドウには、次の9種類 (デバッグのためのウィンドウ群は3つのウィンドウからなるので、細かくは11種類) があります。これらは言わば、あなたの召使として働くロボットだと思ってください。
それぞれのウィンドウは、つまり召使たちは、それぞれの顔をもっています。顔写真をよく見て顔と名前が一致するように、しっかりと記憶に留めてください。また、それぞれのウィンドウの役割も覚えてください。それぞれの召使たちの役割は、厳格に決まっていますから、例えば、掃除係に風呂炊きを命じても事がはこびません。
これらのウィンドウを使うときには、まずはディスプレイ画面上にウィンドウを登場させることが必要です。ですから何はともあれ、これらのウィンドウを呼び出すための操作方法だけは、この章でマスタしてください。アイコンあるいはメニューという言わば“魔法のランプ”から召使たちを開発スタジオに登場させないことには、話が始まりません。
--- Visual Basic 6.0 には、MDI 開発環境とSDI 開発環境があり、どちらを選ぶかによって、操作性(操作感) が異なります。どちらがよいかは、議論のあるところでしょうが、Visual Basic 4.0 に慣れている方は、従来と違和感のない SDI 開発環境にすることをお勧めいたします。また、800×600ほどの狭いディスプレイをお使いの場合は、SDI 開発環境の方が作業しやすいといえます。本書では、SDI 開発環境にした場合を中心に説明してありますが、MDI 開発環境でも大きく異なるわけではありません。
SDI 開発環境を用いるには、(Visual Basic 6.0 のツール(T) というメニュータイトルを開いて、その中のオプション(O)... というメニュー項目をクリックすると登場する) オプションというダイアログボックスの中の詳細設定というタブの中のSDI 開発環境(S) というチェックボックスにチェック印を付けて、更にドッキングというタブの中の全てのチェックボックスからチェック印を取り除いてください。そして、一旦Visual Basic 6.0 を終了させた後に、再度立ちあげると、SDI 開発環境になります。---
eee, SSS/Win, RRR は、ウッドランド株式会社から販売されている製品です。
MANDALA は、アプリテック株式会社の商標として登録の申請を済ませています。
Visual Basic, Windows, Windows NT, ActiveX は、米国マイクロソフト社の商標です。
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