第１章 まずマスターしたい Windows 系 OS の操作
本書を読み進めるためには、Windows 系 OS (Windows 2000、Windows NT 4.0、Windows98、Windows95) に関する以下の初歩的な操作方法を習得しているだけで十分です。ですから、Windows 系 OS に不慣れな方も躊躇せずに始めればすぐに習得できます。
--- Visual Basic 6.0 は、Windows
NT 3.51 の上で動作させることはできません。---
まず最初に次の操作方法を習得してください。
- Windows
2000 または Windows NT 4.0 または Windows98 / 95 を起動することと終了させること
- クリック、ダブルクリック、ドラッグ、ドロップという基本的なマウス操作
- プログラムを起動すること
(Windows NT 4.0 または Windows98 / 95 のｽﾀｰﾄボタンをクリックして、[ｽﾀｰﾄ]メニューの中のﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ(P) 欄を右にたどっていって、目差すプログラムのメニュー項目を見つけ出して、それをクリックする。なお、小さな黒い右向きの三角印のあるメニュー項目は、右にたどることができる｡)
- ウィンドウを最小化してタスクバーの中のボタンに変えること
(ウィンドウの右上端あたりにある下線印の最小化ボタンをクリックする)
- 最小化したウィンドウを元に戻すこと
(タスクバーのボタンをクリックする)
- ウィンドウの大きさを調整すること
- ウィンドウを移動させること
- プログラムを終了させること
(ウィンドウの右上端のＸ印の閉じるボタンをクリックする、またはウィンドウの左上端にアイコンがあればそれをダブルクリックする)
- プルダウンメニューに関する基本操作
- スクロール操作
(スクロールバーの上下矢印･左右矢印のボタンをクリックする)
- Windows 系
OS のエクスプローラに関する基本的な操作
- Windows 系
OS のメモ帳に関する基本的な操作
Windows 系 OS では、一つのことを行うのに、幾つもの操作方法があるのが普通です。上の括弧の中に書いてあるのは標準的だと思われる操作方法です。これにこだわらずに、慣れた操作方法を既に身につけている方は、もちろんその方法で操作しても構いません。
Windows 系 OS の操作方法に慣れていない方は、その操作方法を知っている方を探して、分からないところを教えてもらうのが近道です。そのときには、まず上にあげた操作方法を教えてもらうのがよいでしょう。ここにリストアップしたのは、そんなときに役立てていただくためです。
上記のリスト中に一つや二つ分からないものがあっても、本書を読み進める中で覚えることもできます。例えば、Windows 系 OS のメモ帳の操作方法を知らなくても本書を読み進める中で覚えていけばよいでしょう。要するに、実際に Windows 系 OS を操作しながら本書を読み進めることができれば、それでよいわけですから、ここで立ち止まらずにとにかく次の第２章に進んでみることをお勧めいたします。
ｅｅｅ, SSS/Win, RRR は、ウッドランド株式会社から販売されている製品です。
MANDALA は、アプリテック株式会社の商標として登録の申請を済ませています。
Visual Basic, Windows, Windows NT, ActiveX は、米国マイクロソフト社の商標です。
(ME00V652)
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