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7. 総括表の情報

アプリの型 どのような処理を行うアプリであるかを示す型です。
詳しくは、4. アプリの型 (タイプ) を参照してください。
明細総行数 ボディ部または拡張ボディ部に収容することのできる最大の明細行数 (レコード数) です。
表示行数 ボディ部または拡張ボディ部にとして表示される明細の行数です。
入出 インプット不可の表示項目なのか、 そこにデータをインプット可能な入力項目なのかを指定します。
また、空欄のままでかまわない任意項目なのか、 空欄のままではいけない必須項目なのかの区別を指定します。
こうした指定を、追加モード、選択モード、更新モードのそれぞれに場合について明確にしてください。
1 桁目は追加モードにおける入出力の指定
2 桁目は選択モードにおける入出力の指定
3 桁目は、通常 0 にしてください。(ここを 2 とすると表示モードにおいてカーソルが留まる項目になります)
4 桁目は更新モードにおける入出力の指定
指定できるのは、0, 1, 2, 3 のいずれかです。
0:  任意表示項目 (インプット不可項目)
1:  必須表示項目 (インプット不可項目)
2:  任意入力項目 (インプット可能項目)
3:  必須入力項目 (インプット可能項目)
データ項目の型。十進数型か、整数型か、日付型か、それ以外 (コード名称メモ) の文字列型かの指定です。
この項目をフックメソッドのパラメタとして受け取る場合に、 十進数型と指定すると Decimal 型または WrpDecimal 型に、 整数型と指定すると Integer 型または WrpInteger 型に、 日付型と指定すると文字列型 (String) に、 それ以外を指定すると文字列型 (String) になります。
なお、特殊な指定として、真偽値および Object があります。 真偽値は、チェックボックスの場合に指定できる型で、これを指定すると Boolean 型または WrpBoolean 型になります。 Object は、バーチャル項目の場合に指定できるバーチャルオブジェクト用の型で、これを指定すると Object 型になります。
データ項目の型。十進数型か、整数型か、日付型か、それ以外 (コード名称メモ) の文字列型かの指定です。
この項目をフックメソッドのパラメタとして受け取る場合に、 十進数型と指定すると BigDecimal 型に、 整数型と指定すると int 型または Integer 型に、 日付型と指定すると文字列型 (String) に、 それ以外を指定すると文字列型 (String) になります。
なお、特殊な指定として、真偽値および Object があります。 真偽値は、チェックボックスの場合に指定できる型で、これを指定すると boolean 型または Boolean 型になります。 Object は、バーチャル項目の場合に指定できるバーチャルオブジェクト用の型で、これを指定すると Object 型になります。
項目長 左欄は、表示される文字列幅です。 つまり、いわゆる全角文字は 2, 半角文字は 1 とカウントした値です。
右欄は、ファイルまたはデータベース用のバッファに格納される文字数です。
右欄は、左欄と同じ値であれば省略してください。
E (Enter)
  自動エンター A (Auto) か、否 M (Manual) かの指定です。
A (Alignment)
  左詰め L (Left) か、右詰め R (Right) かの指定です。
F (Fixed Column)
  固定カラム項目 Y (Yes) か、否 N (No) の指定です。
日付のように形が決まった項目以外は N と指定してください。
 なお、インプット可能な項目に対して固定カラム項目の指定をした場合には、InitVal または Current フックメソッドなどによる初期値の設定を必要とします。
 固定カラム項目は、右詰めにすることができません。
C (Character Set)
  キーインできる文字セットの指定です。
第1文字目は、文字種です。
 0: 数字、1: 数字1文字コード ()、
 A: 英数字、B: VB の変数用の文字セット、
 C: 金額を表すための文字、K: カタカナ、
 M: 2バイト文字、N: 日本語を含む全文字、
 S: 1 バイト文字、T: 電話番号用の文字、
 V: 日本語を含む全文字 (空白変換なし)、
 Z: 数字と空白、-: 一切の文字がインプット不可、
 D-H: プロジェクトごとの意味付け。
 (): 数字1文字コードは、左詰め場合だけ有効です。
第2文字目は、IME の指定です。
 A: 全角英数字、a: 半角英数字、
 D: IME 無効、H: 全角ひらがな、
 K: 全角カタカナ、k: 半角カタカナ、
 -: 操作者まかせ。
第3文字目は、大文字小文字変換の指定です。
 L: 小文字化、U: 大文字化、
 -: 大文字小文字変換なし。
P (Pre Check)
  このデータ項目へのインプットデータに関する入力チェック前処理の指定です。なお、入力チェック前処理とは、入力チェック (Check) フックメソッドの前に MANDALA.net によって行われる入力チェック処理のことです。
F: フル桁インプットチェックという前処理、
I: インプットの有無のチェックという前処理、
N: 入力チェック前処理が不要。
フル桁インプットチェックの指定 (F) をすると、左端から右端までフル桁のデータをインプットしないとエラー扱いになります。
 そして、同時にインプットの有無のチェックという入力チェック前処理も行われます。
 インプットの有無のチェックの指定 (I) をすると、必須入力項目になにもインプットしない (たとえば、空欄のまま Enter キーを押下する) とエラー扱いになります。任意入力項目になにもインプットしなくてもエラー扱いになりません。いずれの場合にも、Nothing (null) 値が入力チェック (Check) フックメソッドに渡されることがなくなります。
 入力チェック前処理が不要の指定 (N) をすると、入力チェック前処理を行いません。ただし、プロジェクトの各画面の設定というダイアログボックスに 必須入力前処理 の指定がしてあるとインプットの有無のチェックの指定 (I) がされているものとみなされます。
フォーマット (Format)
  フォーマット文字としては、Visual Basic の Format メソッドで指定可能なフォーマット文字列が記述できます。
例:
 #,##0 (ゼロサプレスし、カンマ編集した数値です)
 #,###,##0.00 (小数点をもつ数値です)
 \\#,###,###,##0 (円マーク付きの数値、すなわち通貨です)
   : \ は \\ のように重ねて指定してください。
  負数の場合は、-\1,234 のような表現になります。
  \-1,234 というような表現はサポートされていません。
 yyyy-MM-dd (西暦の日付です)
 yyyy年MM月dd日 (別形式の西暦の日付です)
 ggee-MM-dd (和暦の日付です)