VB C# ALL プログラミング言語によるフィルタ (ここで選んだ言語で選別された説明や図だけが表示されます)

Modified プロパティ

◇ 機能および役割

画面を初期化した後、あるいは初期データを表示した後、この項目の値が変更されたかどうかを示す。

◇ 所属するクラス (ツーピーススタイルの場合にこのプロパティが宣言されているクラス)

AppliTech.WorkFrame.ItemBase (ローカル)

AppliTech.WorkFrame.ItemBase (セントラル)

このプロパティは、ローカル・セントラル間で Coherent 制御がなされる。

◇ 値を参照・設定する際の書き方

iB.Modified

(ただし iB は、クラス ItemBase のインスタンス)

◇ 型および属性 (このプロパティの型と属性)

短整数型 (Short, short)

読取り専用なので値の設定はできない。

◇ 取り得る値とその意味

0 だと、この項目の値が変更されていることを意味する。0 でない以下の値の場合は、この項目の値は変更されていないことを意味する。

◇ 例外の発生 (誤った参照の際に発生する例外)

(関係する例外の発生なし)

◇ 使用上のヒントと注意事項

フックメソッド BeginPrg および BeginPrgALcl の時点においては、このプロパティ Modified は意味をもたない。

この画面を初期化したとき、あるいは初期データを表示したとき、このプロパティには動作モード (fB.Mode) の値が設定される。

そして、この画面内の項目の値が変更されると、このプロパティに 0 が設定される。

このプロパティに変更されたことを意味する 0 が設定されるのは、変更の操作がなされた場合であり、たとえ変更した結果が元の値と同じになったときにもこのプロパティに 0 が設定される。

画面内の項目に値を設定するメソッド setValue, DP, DD によって値が変更されても、このプロパティの値は変わらない。

このプロパティを頼りにデータベースの更新を行うと、データを変更したのにデータベースが変更されなかったり、データを変更しないのにデータが変更された扱いになってしまったりする恐れがあるので、注意が必要である。

◇ 関連事項

◇ 使用例

Friend Function IbModified_GetEvent(ByVal fB As FormBase) As Boolean
    Dim iB As ItemBase = fB.getItemBaseFromPx(fB.Px)
    fB.MessageBoxShow("フォーカス項目の Modified 状態 = [" + iB.Modified.ToString() + "]")
    Return FormBase.GETEVENT_Allow
End Function

internal bool IbModified_GetEvent( FormBase fB ) {
    ItemBase iB = fB.getItemBaseFromPx(fB.Px);
    fB.MessageBoxShow("フォーカス項目の Modified 状態 = [" + iB.Modified.ToString() + "]");
    return FormBase.GETEVENT_Allow;
}

public boolean IbModified_GetEvent( FormBase fB ) {
    ItemBase iB = fB.getItemBaseFromPx(fB.Px);
    fB.MessageBoxShow("フォーカス項目の Modified 状態 = [" + iB.Modified
            + "]");
    return FormBase.GETEVENT_Allow;
}