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★ 削除予定のメソッド (かわりに SetFocusLogically をお使いください)

SetCursor メソッド

機能および役割

パラメタで指定された移動先項目にフォーカスを移動する。

所属クラス (ツーピーススタイルの場合にこのメソッドが宣言されているクラス)

AppliTech.WorkFrame.FormBase (ローカル)

呼出し方

次の 2 種類の呼出し方がある (2 OverLoads)。

fB.SetCursor(移動先識別子)

fB.SetCursor(移動先識別子, 物理項目インデックス)

(ただし fB は、クラス FormBase のインスタンス)

戻り値の型および意味

第一番目の呼出し方の場合、戻り値なし。

第二番目の呼出し方の場合、フォーカスを移動できれば True となり、移動できなければ False となる。

パラメタの型および意味

移動先識別子 (整数型): この移動先識別子に従ってフォーカスを移動する。

移動先識別子は、次の定数によって表現される。

定数 意味
FormBase.CURSOR_CurrentPosition フォーカスをカレント項目に移動 (第一番目の呼出し方)。
FormBase.CURSOR_ExTx フォーカスを ExTx で表される項目に移動 (第一番目の呼出し方)。
FormBase.CURSOR_IncompletePx フォーカスをインプットが未完の項目に移動 (第一番目の呼出し方)。
FormBase.CURSOR_InitialPosition フォーカスを初期位置に移動 (第一番目の呼出し方)。
FormBase.CURSOR_Next フォーカスを指定の物理項目インデックスの次の項目に移動 (第二番目の呼出し方)。
FormBase.CURSOR_Prev フォーカスを指定の物理項目インデックスの前の項目に移動 (第二番目の呼出し方)。

物理項目インデックス (整数型): この物理項目の次、または前から移動できる項目を探していき、見つかったところに移動する。

使用上のヒントと注意事項

SetCursor は、フックメソッドの最後のところで呼び出さないと、変な動きをすることがあるので注意が必要である。 なお、フックメソッドの中から呼び出したメソッドの中で SetCursor を呼び出す場合には、そのメソッド最後のところで呼び出すようにして、そこからフックメソッドに戻ったら、すぐにフックメソッドの終わりにすることでもかまわない。

SetFocusLogically は、一般ユーザ向けのメソッドであるが、SetCursor は、内部向けのメソッドである。 したがって、SetFocusLogically で済むところは、これを用いてください。SetFocusLogically の機能が足りないところだけに、SetCursor を用いるようにしてください。

SetFocusLogically は、パラメタで論理項目インデックス (Px) を指定し、セントラル側でも使えるが、SetCursor の方は、パラメタで物理項目インデックス (Tx) を指定し、ローカル側だけでしか使えない。

関連事項

第一番目の呼出し方でパラメタとして FormBase.CURSOR_InitialPosition を指定すると MANDALA V6 の AE_CursorInit に相当する。

第一番目の呼出し方でパラメタとして FormBase.CURSOR_CurrentPosition を指定すると MANDALA V6 の AE_CursorCurrent に相当する。

第二番目の呼出し方でパラメタとして FormBase.CURSOR_Next を指定すると MANDALA V6 の AE_CursorNext に相当する。

第二番目の呼出し方でパラメタとして FormBase.CURSOR_Prev を指定すると MANDALA V6 の AE_CursorPrev に相当する。

使用例