VB C# ALL プログラミング言語によるフィルタ (ここで選んだ言語で選別された説明や図だけが表示されます)

★ V6 互換のメソッド (新規開発には ClearDeAndInOutMode をお使いください)

ClearDe メソッド

◇ 機能および役割

この画面のカレント明細行 (フォーカスされている項目が属する明細行) の全項目の値を初期化する。｢入出｣ のカレント値は変更しない。

ただし、カレント項目 (フォーカスされている項目) がボディ部にあるときにはボディ部の明細行の内容を、拡張ボディ部にあるときには拡張ボディ部の明細行の内容を初期化するが、カレント項目がヘッド部またはテール部にあるときには何もしない (No Operation)。

◇ 所属クラス (ツーピーススタイルの場合にこのメソッドが宣言されているクラス)

AppliTech.WorkFrame.FormBase (ローカル)

AppliTech.WorkFrame.FormBase (セントラル)

◇ 呼出し方

fB.ClearDe()

(ただし fB は、クラス FormBase のインスタンス)

◇ 戻り値の型および意味

(戻り値なし)

◇ パラメタの型および意味

(パラメタなし)

◇ 例外の発生 (誤った呼出しの際に発生する例外)

｢セントラル側主導機能が使用できません (ClearDe/ClearDeAndInOutMode)｣

｢現 FormBase でないので使用できません (ClearDe/ClearDeAndInOutMode)｣

◇ 使用上のヒントと注意事項

再計算 (Recalc) モードの場合、何もしない (No Operation)。

表示モードの場合、ビープ音を発するだけで、これ以外のことはしない。

このメソッドがセントラル側で使用できるのは、プロジェクトオプションセントラル側主導機能がオンの場合に限られる。

このメソッドを使っているところは、メソッド ClearDeAndInOutMode に移行することをお勧めする。｢入出｣ のカレント値を設定した後にこの ClearDe メソッドを呼び出している場合には、ClearDeAndInOutMode に移行するのにプログラムの書換えが必要になるので厄介であるが、そうではない場合には移行は比較的に簡単である。

◇ 関連事項

初期化処理に関するメソッドには、 ClearDe (本メソッド)，ClearDeAndInOutMode，InitValAll，InitValBd，InitValEd の五つがある。

MANDALA V6 の AE_ClearDe に相当する。

◇ 使用例

Friend Function Father_GetEvent(ByVal fB As FormBase, ByVal 生徒姓 As String) As Boolean
    ' 家族構成に「父」を追加します。
    Dim index As Integer = fB.De2
    If index < 0 OrElse index > fB.LastDe Then
        Return FormBase.GETEVENT_Deny
    End If
    fB.ClearDe()
    fB.setValue(生徒家族構成管理FormBase.ii_続柄コード, index, "11")
    fB.setValue(生徒家族構成管理FormBase.ii_家族姓, index, 生徒姓)
    fB.RecalcBdDe()
    Dim iB_家族名 As ItemBase = fB.getItemBase(生徒家族構成管理FormBase.ii_家族名, index)
    fB.SetFocusLogically(iB_家族名.CpPx)
    Return FormBase.GETEVENT_Allow
End Function

internal bool Father_GetEvent( FormBase fB, string 生徒姓 ) {
    // 家族構成に「父」を追加します。
    int index = fB.De2;
    if (index < 0 || index > fB.LastDe) {
        return FormBase.GETEVENT_Deny;
    }
    fB.ClearDe();
    fB.setValue(生徒家族構成管理FormBase.ii_続柄コード, index, "11");
    fB.setValue(生徒家族構成管理FormBase.ii_家族姓, index, 生徒姓);
    fB.RecalcBdDe();
    ItemBase iB_家族名 = fB.getItemBase(生徒家族構成管理FormBase.ii_家族名, index);
    fB.SetFocusLogically(iB_家族名.CpPx);
    return FormBase.GETEVENT_Allow;
}

boolean Father_GetEvent( FormBase fB, String 生徒姓 )
        throws Exception {
    // 家族構成に「父」を追加します。
    int index = fB.De2;
    if (index < 0 || index > fB.LastDe) {
        return FormBase.GETEVENT_Deny;
    }
    fB.ClearDe();
    fB.setValue(生徒家族構成管理FormBase.ii_続柄コード, index, "11");
    fB.setValue(生徒家族構成管理FormBase.ii_家族姓, index, 生徒姓);
    fB.RecalcBdDe();
    ItemBase iB_家族名 = fB.getItemBase(生徒家族構成管理FormBase.ii_家族名, index);
    fB.SetFocusLogically(iB_家族名.CpPx);
    return FormBase.GETEVENT_Allow;
}