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BackToLocalWith メソッド

◇ 機能および役割

パラメタで指定されたオブジェクトをローカル側に送付する。ただし、このメソッドは、Check 系フックメソッドまたは RelCheck 系フックメソッドの中 (またはこの延長線上) だけで使うことができ、転送はこれらのフックメソッドの処理が終わってからなされる。

このメソッドが送付したオブジェクトは、フックメソッド Response および SetDerived の中のパラメタ Rm_Object として受領することができる。

◇ 所属クラス (ツーピーススタイルの場合にこのメソッドが宣言されているクラス)

AppliTech.WorkFrame.FormBase (ローカル)

AppliTech.WorkFrame.FormBase (セントラル)

◇ 呼出し方

fB.BackToLocalWith(送付オブジェクト)

(ただし fB は、クラス FormBase のインスタンス)

◇ 戻り値の型および意味

(戻り値なし)

◇ パラメタの型および意味

送付オブジェクト (オブジェクト型): このオブジェクトがローカル側に送付される。

◇ 例外の発生 (誤った呼出しの際に発生する例外)

｢現 FormBase でないので使用できません (BackToLocalWith)｣

｢フックメソッド Check 類または RelCheck 類の中でないので無効 (BackToLocalWith)｣

◇ 使用上のヒントと注意事項

BackToLocalWith は Check 系または RelCheck 系フックメソッドの中だけで有効。

◇ 関連事項

ローカル・セントラル間の通信に関するメソッドには、 BackToLocalWith (本メソッド)，FormBase のフックメソッド invokeCentral，ItemBase のフックメソッド invokeCentral，FormBase のフックメソッド invokeLocal，ItemBase のフックメソッド invokeLocal の五つがある。

◇ 使用例

Friend Function 生徒管理_備考_Check(ByVal 備考 As String, ByVal fB As FormBase) As Integer
    ' サーバの NetBios 名をローカルに渡します。
    fB.BackToLocalWith(System.Environment.MachineName)
    Return ItemBase.CHECK_OK
End Function

internal int 生徒管理_備考_Check( string 備考, FormBase fB ) {
    // サーバの NetBios 名をローカルに渡します。
    fB.BackToLocalWith(System.Environment.MachineName);
    return ItemBase.CHECK_OK;
}

int 生徒管理_備考_Check( String 備考, FormBase fB ) throws Exception {
    // サーバの NetBios 名をローカルに渡します。
    fB.BackToLocalWith(java.net.InetAddress.getLocalHost().getHostName());
    return ItemBase.CHECK_OK;
}