フック一覧 Derived (画面フック) 前の画面フック 次の画面フック

VB C# ALL プログラミング言語によるフィルタ (ここで選んだ言語で選別された説明や図だけが表示されます)

Derived (派生処理) 画面フックメソッド

役割 (この画面フックメソッドに委託されている処理)

何らかの指示に従う処理がなされた後に、その後処理として何かしたいことがあれば、それを行う。

配置 (ツーピーススタイルの場合にこの画面フックメソッドをどこに配置できるか)

ローカルピースに配置するか、または配置しない。セントラルピースに配置することは禁止されている。

代表的な書き方 (詳しい構文はフックメソッドの書き方を参照)

VB での書き方:
 Friend Function Derived(パラメタ宣言列) As Boolean
 または
 Friend Function 画面略称_Derived(パラメタ宣言列) As Boolean

C# での書き方:
 internal bool Derived(パラメタ宣言列)
 または
 internal bool 画面略称_Derived(パラメタ宣言列)

Java での書き方:
 boolean Derived(パラメタ宣言列)
 または
 boolean 画面略称_Derived(パラメタ宣言列)

パラメタ宣言列の中のパラメタとしては、文字入出力コントロール (テキストボックスやコンボボックスなど) の項目略称だけでなく、 ボタンやメニュー項目などの指示コントロールのコントロール略称を書くことができる。 あるいはファンクションキーに割り当てた指示の名前をコントロール略称として書くことができる。 なお、パラメタとしてコントロール略称を指定する場合には、整数型として宣言してください。

なお、フック名としては、Derived の他に派生処理を用いることができる。

呼び出される契機 (以下が切っ掛けとなりこのフックメソッドが呼び出される)

戻り値の意味とデフォルト動作 (戻り値による FormBase への伝言)

(戻り値に意味なし)

代行メッセージ (処理の流れに応じて発せられるメッセージ; カスタマイズ可能)

(関係する代行メッセージなし)

使用上のヒントと注意事項

パラメタとしてコントロール略称を指定してある場合に、どのコントロールの指示に従う処理がなされたのかを、その整数値で判定することができる。 すなわち、その値が 0 になっているコントロール略称に対応する指示が処理され、派生してきたものである。 なお、その値が 0 になっているコントロール略称がなければ、パラメタとしてしてある項目略称からの派生である。

関連事項

使用例

Friend Function Derived(ByVal fB As FormBase) As String
    Return Nothing
End Function ' Derived
internal bool Derived( FormBase fB ) {
    return true;
} // Derived
boolean Derived( FormBase fB ) {
    return true;
} // Derived