MANDALA とは (シリーズ: 3/5) 

どの程度生成するのか?

 MANDALA では、プログラムコードを次の三つに分類しています。

 ・ 機械生成するプログラムコード
   (MANDALA が生成して、アプリ開発者は手を入れる必要のない部分)

 ・ ひな型生成するプログラムコード
   (MANDALA が生成して、アプリ開発者が手を入れる部分)

 ・ 手組み (手作り) されたプログラムコード

 おおざっぱに言うと、機械生成する部分 (手を入れる必要のない部分) が、全体の7割ぐらいあり、残りの3割がひな型生成手組みの部分です。

 

 因みに、以下は MANDALA に都合よくも悪くもない普通の業務プログラムを分析したものです。

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 分類                 総行数  非コメント行数  コメント行数

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 MANDALA による機械生成

  (3モジュールの小計)       6,402    6,386      16

                     (62.4%)   (67.7%)

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 MANDALA のライブラリ

  (3モジュールの小計)       2,575    1,982     593

                     (25.1%)   (21.0%)

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 MANDALA によるひな型生成

  (7モジュールの小計)        846     738     108

                      (8.2%)    (7.8%)

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 手組み

  (18モジュールの小計)       445     329     116

                      (4.3%)    (3.5%)

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(以上 31 個の合計)         10,268    9,435     833

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 VB5VB6 のアプリケーションウィザードは基本的にひな型生成を行うもので、これでは大して生産性が上がりません。なぜなら、生成したプログラムコードに手を入れることが必要になるからです。

 これに対して、MANDALA を使うと、完全に機械生成して手を入れる必要のない部分が約7割ある (実際には、8割を越す場合もあるし、6割ほどの場合もある) ということなのです。生産性をどれほど高めるか、ご理解いただけると思います。

 なお、機械生成以外にひな型生成もありますが、これでは大して生産性が上がりませんから、これは MANDALA では、ほんの “おまけ” という位置付けです。ひな型生成だけしか行っていない VB5VB6 のアプリケーションウィザードと MANDALA は、大違いなのです。


MANDALA で開発した業務アプリの操作性

 MANDALA機械生成するプログラムコードの量が多い理由の一つは、日本のエンドユーザを納得させることのできる木目細かい操作性を実現しているためです。マウスだけでなくキーボードも使いやすくするなど、MANDALA では、操作性に関して7次におよぶ改善を図っています。

 VB5VB6 のアプリケーションウィザードは、まだまだ発展途上にあり、日本人の国民性に合うレベルにはなっていないようです。

 これに対して、MANDALA は、いわば日本人の日本人による日本人のための業務アプリ生成ツールであり、日本の業務アプリに要求される木目細かな操作性を実現しています。

 マイクロソフト社は VB5 からアプリケーションウィザードを提供してきましたが、MANDALA は6年以上の歴史があります。既に、M 生命保険さんや N 信販さんや T 自動車さんの大量の業務アプリ開発のメインツールとして使ってもらっていますし、日本的な細かい仕様はいやというほどサポートしてきました。

 MANDALA は、既に 1,000 人ほどのアプリ開発者に利用され、MANDALA で開発した業務アプリは 25,000 以上のクライアントで稼動しているのです。

 

 

 

 

 

 

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